詩「ちょうちょ」

「ちょうちょ」 張り詰めた空気が、布団の中に入らないように、ずっと閉じこもっていた。そして、もう真っ暗ではなくなって、少し白ばんだ視界に、体が震えていた。布団を強く握りしめる。でも、喉が渇いた。 顔を恐る恐る覗かせると、誰もいないワンルーム…

人の心に寄り添うために

笑うことは共感することだ。僕らのあらゆる苦悩も笑ってくれる仲間がいれば 吹き飛ぶ。笑ってくれれば、それだけで僕らは救われる。僕らに重くのしかかるいろんなものも、支え合ったら軽くなる。笑うことは、共感を示すことは、僕らの生活と密接に関係してい…

選ばれているためには

選ばれているためには、走り続けないといけない。置いていかれないために、追いつくために、走り続けなければいけない。少しでも止まったら、すぐに追い越されてしまう。毎日誰かの誕生日。私は後ろから迫ってくる何かから、逃げるように走らなければならな…

間違えることが怖い

間違えることが怖くて、何も信じられなくなった。何も信じなかったら、いつのまにか自分を否定するようになった。人は嘘ばっかり言うし、人生は無意味だし、幸福はハリボテだ。何もかも信じなければ、間違うことはない。一度でも間違えばおしまいだ。信じれ…

いつだって信じる以外に術を持たない僕ら

時折、色々なことが信じれなくなります。例えば、友達。もしかしたら、嫌われているのではないか。もしかしたら、無視されているのではないか。信じることができなくて、不安になります。 私たちはいつだって信じる以外に術を持ちません。あらゆることは暗黙…

月曜日

しばらくは大変なこともないので、前向きに一週間を過ごしたいです。 今日は朝から太陽が眩しいです。先週の疲れが若干抜けていません。寝起きは力が出ませんね。寝て起きてすぐ書いています。書く内容もありませんが、頭の体操にはいいでしょう。そろそろ体…

日曜の昼間

日曜の昼間の優しい光が大好きです。 窓辺でぼっーと照らされていたいです。 一週間に溜まった雨水を乾かしてくれるような気がして、月曜日に優しく送り出してくれるような気がして、光を浴びるたびにお日様にちゃんと挨拶しないとな、と思います。 洋服と一…

明確な意味合い

困ったもので、私は何事にも意味を求めてしまう。ゲームにも読書にも睡眠にも生きることにも、意味を求めてしまう。そして、頭がこんがらがってくる。意味合いなどは気にせずに楽しめばいいものを、どうしても意味合いを探してしまう。私は何故これをやって…

電柱

「電柱」 灰色になった田園、 その隣の細い畦道を歩いている。 俯きながら歩いている。 ふっと畦道の水溜りに、 細い縄が映り込んだ。 顔を上げれば電柱が、 灰の空に俯いている。 電線は未来を占った。 田園は僕を阻害した。 僕は水溜りに足を伸ばした。 不…

解放

やることやったので、最高に休日している。やっぱり、休日に面倒なことがあると、それは休日じゃない。休日は自由でなければ。 憂うことがなくなれば、心の容量が空くので、いろんなことを受け入れやすくなる。週末は何して過ごそうか。楽しいことで、心の容…

それは違う

自身が恵まれていないから、他人に恵まれてるくせに、と言うのは、違うと思う。不幸だからって、他人を不幸にしようとするのは、酷いと思う。そう言いたくなる気持ちはわかるけど、それで関係ない誰かを恨むのは違う。他人を不幸に落とそうとすることは、自…

口下手and乱文

伝えることがとても下手なので、心の中のはずっと伝えたいことで溢れている。口で何かを伝えようとすると、途中から何を話していたかがわからなくなって、意味不明な感じになってしまう。文章で何かを伝えようとすると、心が先にいってしまって、文章のつな…

可能性のるつぼ

本当にすごい人は、小さい頃から可能性に溢れかえっている。最近、そう思った。彼らには道がたくさんあって、それを自分の好きなように選択して、大人になっていく。私の行く先はいつだって一つしかない。そこ以外に行ける場所がない。私の身の程にあった、…

外に出る=不安?

さっきまで、週末に外に出る予定があるので、憂鬱な気分でしたが、よくよく考えてみれば、不安になる要素が一つもありませんでした。どうやら、私は外に出る=不安になっているようです。ここ一ヶ月、ずっと淡い不安がありましたが、ちょっと考えるだけで解…

もやもやとした感情

胃の中にずっと未消化の感情がある。数年前からずっと未消化のまま存在している。そいつは、私が文を書く理由でもあり、私を苦しめる元凶でもある。私はこいつを明らかにすることで、文を書いている。形にしている。 未だ心の霧は晴れず、今日も文を書く。こ…

許されないことも、許されることも、苦手です

許されないと思うと悲しくなりますし、許されるとなれば、それはそれで何だかなぁという気持ちになります。許されたくないわけではないのですが、そういうのを受け取ってしまうと、自分が正しいように感じてしまい、空へ飛んでしまいそうになるので、私が本…

努力とかいう才能

私は小さい頃から努力ができない人でした。夏が来るたびに三日分だけ押されたラジオ体操のスタンプカードが増えていく。そんな私なので、努力できる人が羨ましくもあり、こんな見出しで文章を書き始めたのです。 実際、努力は才能だと思います。何も起こらな…

変わってしまう私

ここ数年で私は随分と変わった。性格とか、環境とか、考え方とか、随分と変わってしまった。 ここで私が「変わってしまった」というのは、仲の良かった友達に何も告げずに変わってしまった罪悪感のせいだ。 私が変わったことを彼らは知らないし、彼らの変化…

熱量について

すごいゲームとか、すごい本を体感したあと、とても苦しくなることがある。とてつもない才能や努力や熱量を感じて、私がとても小さな人間なことに気づいてしまう。私の体が暑くなり過ぎてしまう。 多分、嫉妬しているのだと思う。私が消化できていない感情を…

私を構成するもの

どこかで聴いた音楽や、どこかで読んだ本。 どこかで見た絵画や、どこかで聞いた会話。 私を構成するのは、それらだろう。 私の考え方は、あらゆるものに影響を受けて、いつの間にか私の顔をしている。本や音楽、絵画や会話、その全てが心の中に我が物顔で入…

嫉妬

「嫉妬」 欲しいものはたくさんあります。 でも、誕生日に全てを贈る必要はありません。 欲しいものこそ私です。 足りないものこそ私なのです。 私には私がわかりません。 けれども、私がわからないと言うことはわかります。 私は私しか知りません。 私は私…

言葉がコロコロ変わるから

私の書いた文章を久しぶりに読むと、言葉の変化に驚くことがある。例えば、一人称。昔は、「おれ」だったのに対して、今は「私」(今は昔みたいですね)。昔は断定形ばかりだったのに、ある特定の時期になると、「思う」だとか、「たぶん」だとかが増えてくる…

痛いポエムを書きたい

自意識過剰で、自分を愛していて、他人を馬鹿にして、何もかもを世界のように考えて、時々心が折れて、自分のことを否定して、馬鹿らしいと思っていて、それでもどうしようもなく言葉が止まない。そんなポエムを書きたい。もう書いている。 青春時代を何より…

大人になるということ

最近、大人になるって何?と思った。 大人ってなんだろう。二十歳になれば大人だろうか。二十歳になったらどんな人でも、大人になるのだろうか。 あーでもないこうでもないと考えて、私は大人になるということを自分なりになんとなく解釈した。 多分、大人に…

古の時代のインターネット

古の時代のインターネットを返して欲しい。 炎上もしなければ、反応もない。けれども、確かに人はいる。誰の目も気にしないで、誰かに何かを発信できる。そんな時代を返して欲しい。 どうしても、不安になってしまう。話したいことは山ほどあるのに、話す場…

私のメモに書いてあったこと

死にたいって思うたびに、生きたいって思う。でも、生きることは辛いから、また死にたいって思う。また死にたいって思うとまた生きたいって思う。 ずっとずーっと繰り返し。 私のメモに書いてあった。 今年に入って、メモを書き始めた。ほとんど、日記みたい…

書くことに困ったので、最近のことを

最近は詩を読んでいます。 私は読書好きでもなければ、文学に詳しくもないですが、何となく詩を読んでいます。 これまで、詩を読んだことは全くなく、 「なんだかよくわからないな」 としか思っていませんでした。 なんで、こんなに暗喩を多用するのかもわか…

勢いでブログを始めてしまった……

どうも、勢いでブログを始めた人です。 現在、絶賛後悔中。 絶賛ってなんだよ。 後悔を褒め称えてどうする? このブログでは、黒歴史をたくさん作っていく予定です。特に目標もないので、適当なことを書きます。何かおかしなところがあっても無視してくださ…